カブトムシ飼育

ヘラクレスの飼育方法・幼虫編|飼育環境からコツまで解説します

どうも、カブトのすけです!!

今回のテーマはこちら。

ヘラクレスの飼育方法・幼虫編|飼育環境からコツまで解説します

今日はこのような内容でお届けします。

初心者のためのヘラクレス幼虫飼育
  1. 飼育に必要なもの
  2. 飼育温度・時期
  3. 飼育方法
  4. 飼育のポイント

順番に解説していきます!

ヘラクレスの幼虫飼育に必要なもの

虫かご

まずはヘラクレスの飼育に必要なアイテムを紹介します!ヘラクレスの幼虫を飼育する際は以下を揃えてください。

  • 発酵マット
  • 飼育ケース

詳しく解説していきます!

発酵マット

ヘラクレスの飼育では発酵マットが必要不可欠です。

発酵マットとはクヌギやブナなどを発酵させて作られたものであり、ヘラクレスの幼虫はこのマットをえさにして成長していきます。Amazonや楽天でも多く出品されているのでお好きなものを選んでください。

飼育ケース

発酵マットと幼虫を入れる飼育ケースも必要ですね。

ケースの大きさはオス・メスによって以下のように微妙に異なります。

オス→縦横30cm以上 深さ20cm以上

メス→縦横15cm以上 深さ15cm以上

飼育の際は1頭ずつケースを用意しましょう。最初はプリンカップのような小さな容器から始めて、成長に合わせて容器を大きくしてもOKです。

ヘラクレスの幼虫の飼育温度・時期

エアコンの画像

ヘラクレスの幼虫の飼育に適した温度は22~25℃です。

高めの温度では早く成長する傾向があります。成長期間が長いほど大きくなるので、大きな固体を育てたい場合は22~23℃の低温の環境を整えるとよいでしょう。

また、飼育時期は特に関係なく、22~25℃の環境さえ用意できれば年中飼育を楽しめます。熱に弱いため特に夏場はエアコンを稼働させて幼虫の心地よい温度を保つようにしましょう。

ヘラクレスの幼虫の飼育方法

ヘラクレス幼虫

ヘラクレスの幼虫の飼育方法を解説します。手順に沿って解説していくので参考にしてみてください!

①発酵マットのガス抜きをする

まずは発酵マットのガス抜きを行いましょう。

マットをタライやコンテナ、ビニールシートなどに広げ水分を加えます。マットを握ったときに崩れない程度を目安としてください。そのまま雨の当たらない場所で1~7日以上放置しガスを抜きます。

水分が多いとコバエが発生する原因になるので注意しましょう。

②飼育ケースにガス抜きしたマットを詰める

飼育ケースに発酵マットを詰めます。このとき深さを15~20cm程度確保してください。

③幼虫をマットに入れ成長させる

幼虫を1頭ずつマットに入れます。

孵化後1~3ヶ月(初令~2令)はプリンケースなどの小さなケースで大丈夫ですが、孵化後3ヶ月~半年(3令前期)になったらボトルケース、半年~9ヶ月以降(3令中期~後期)は大きなケースに移動させてあげましょう。

④2~3ヶ月をめどにマットを交換する

幼虫にとって心地よい居場所を作るためにも2~3ヶ月をめどにマットを交換しましょう。

頻繁にマットを交換していると幼虫にストレスを与えてしまい、十分に成長しない可能性があります。

通常マット交換は2~3ヶ月ごとに行いますが、以下の場合はすみやかにマット交換をしてください。

・コバエが大量に発生しているとき

・幼虫が土から出ているとき

・幼虫のフンが溜まっているとき

ヘラクレス幼虫の飼育のポイント

黒板の画像

ヘラクレスの幼虫をうまく飼育するポイントを解説します。

幼虫を飼育するときは「ストレスを与えない」ことが非常に大切です。そのために以下のポイントに気をつけて飼育してくださいね。

  1. マットの種類を途中で替えない
  2. 幼虫は個別で管理する
  3. 飼育ケースは大きめを用意する

順番に解説していきます!

①マットの種類を途中で替えない

マットの種類を途中で替えてしまうと幼虫にストレスを与えてしまいます。幼虫からサナギになるまで同じ種類のマットを使ってあげましょう。そのためマットを購入する際は同じ種類をまとめて購入するのがおすすめです。

マット交換の際も古いマットを少しだけ残してあげると幼虫が安心してくれるようですよ。

②幼虫は個別で管理する

幼虫はなるべく個別で管理するようにしましょう。ただでさえ自然の状況でない飼育ケースのなかでたくさんの幼虫が共存するのはストレスにつながります。

個別のケースで飼育することでストレスが軽減し、より大きな個体へと成長する可能性があります。

③飼育ケースは大きめを用意する

飼育ケースは余裕を持って大きめのサイズを用意しましょう。

特に孵化後9ヶ月~12ヶ月の3令後期と呼ばれる段階ではオスの体重が100gを超えるほど大きく成長します。ここまで大きくなると次は蛹化の段階に進んでいくので、幼虫が安全に蛹室を作るためにも大きめのケースに移し替えてあげてください。

蛹化が始まってからの移動は厳禁!蛹化の状態で震動を与えると羽化不全を起こし、最悪の場合死に至ります。

ヘラクレス幼虫の飼育方法まとめ

ヘラクレスの幼虫の飼育方法について解説しました。

ヘラクレスに限らず、カブトムシは成虫になってからは成長しません。そのためより大きな個体をゲットするためには幼虫の段階でしっかり成長させることが大切ですよ。

ヘラクレスは飼育の難易度はそう高くないので、ぜひ飼育に挑戦してみてくださいね!

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